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176月 2026

地域医療体験実習「まとめの会」を開催しました(5月27日)

5月27日、医学科4年生を対象とした「地域医療体験実習」のまとめの会を開催しました。本実習では、学生が地域医療現場に「観察者としての参加者」として参加し、参与観察やフィールドノーツ作成を通して、医療・ケア・地域社会について学んできました。

まとめの会では、まず優秀ポートフォリオ賞・最優秀ポートフォリオ賞の表彰が行われました。学生たちは、診療所や病院、地域での活動を通して感じた違和感や気づきを丁寧に言語化し、患者や家族、地域社会との関係性について深い考察を行っていました。

後半では、「この実習はどう役に立つのか?」というテーマのもと、診断推論(System1・System2)、BPSモデル、医師のプロフェッショナリズム、エンパシー(共感性)などについて講義と対話が行われました。単に病気を診るのではなく、「人を全人的に捉えること」や、「自分の〈当たり前〉を問い直すこと」が、これからの臨床実習や医師としての成長につながることが共有されました。

また、「『死にたい』という患者にどう向き合うか」といった問いを題材に、すぐに「正解」を出すのではなく、患者とともに考え続ける姿勢や、「どう話すか」ではなく「どう聴くか」の重要性についても議論されました。

最後に、「冬からの臨床実習では、『参加者としての観察者』から『観察者としての参加者』へ移行していく」というメッセージが学生たちに送られました。今回の地域医療体験実習を通して培った「観察」「記述」「自己相対化」の視点を、今後の臨床実習や医療者としての学びにつなげていってくれることを期待しています。

(孫)

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