プライマリ・ケア連合学会で感じた、災害への備えと人とのつながり
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私は以前は別の診療科で勤務していましたが、この4月から総合診療科での勤務を始めました。5月には京都で開催されたプライマリ・ケア連合学会に参加し、多くの学びを得ることができました。
その中でも特に印象に残ったのが、「能登半島地震・能登半島豪雨での経験を通して災害に備える」というセッションです。
講演されたのは、輪島市でクリニックを開業した年に能登半島地震、さらに能登半島豪雨を経験された先生でした。開業して間もなく、ようやく経営が軌道に乗り始めた時期での被災だったそうです。地震の際はクリニックの外壁修理などで済みましたが、その後の豪雨ではクリニックの1階部分が完全に浸水し、医療機器も使用できなくなってしまいました。しかし、そのような厳しい状況の中でも、以前に熊本地震の被災地支援で知り合った先生方から支援を受け、さらにクラウドファンディングも活用しながら、クリニックの再建を実現されたとのことでした。
物資の備えだけではない、「支え合う関係性」の大切さ
私はこれまで大きな災害を経験したことがなく、正直なところ被災することを現実的に想像できていませんでした。しかし今回の講演を通して、災害への備えとして物資や設備だけでなく、人とのつながりも非常に重要であることを学びました。学会やセミナーなどを通じて全国の医療者と交流し、困ったときに支え合える関係性を築いておくことの大切さを改めて感じました。
若手医師同士の交流の場として、毎年2月頃に開催される「冬セミ」があります。私も今年参加し、長崎県や奈良県で活躍されている先生方と知り合うことができました。こうしたイベントを通じて生まれたつながりは、学会で再会した際の相談や情報交換につながり、お互いを高め合う貴重な財産になると思います。これからも全国各地の仲間との交流を大切にしながら、自分自身も成長し、鳥取の医療をさらに盛り上げていけるよう努力していきたいと思います。
Author:安田竜一郎
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