総合診療プログラムに対して

鳥取の総合診療PGは産声を上げて4年ほどしかたっていません。研修する場、指導体制など課題は多いですが、指導医は熱意にあふれています。鳥取の総合診療のパイオニアとして、皆さんを全力で支援したいと思っています。

これまでのキャリア

医師 15年目まで

第一内科(現在の病態情報内科学)に所属し、内分泌学(甲状腺疾患)の診療研究に取り組む。basic researchが面白くなって、米国のNIHに留学。researchの本当の厳しさの洗礼をうける。

医師 16-25年目まで

医局事情で糖尿病分野をカバーすることになり、江府町の生活習慣病調査や大学病院糖尿病チーム作りなど、糖尿病関連の仕事がかなり増える。少ない人数で膨大な仕事量をこなしていた、人生でもっともタフな時期。

医師 25年目から現在まで

地域医療学講座の初代教授に就任し、地域医療教育や地域枠学生支援に従事する。家庭医療学のコンテンツに触れ、従来の医学と異なるその人文的内容に驚くとともに、学びたい意欲がたぎってくる。

趣味

読書 小説、評論、科学、哲学からマンガまであらゆる分野
アウトドア 以前はキャンプやカヌー、いまは「ぼっち焚火」

現在の働き方

月曜外勤(江尾診療所) 糖尿病患者の診療
火曜隔週で日野病院(地域医療総合教育研修センター) 総合診療外来
水曜大学で教授会・病院運営会議など会議多数
木曜隔週で大学総合診療外来
金曜大学総合診療外来、学生指導など

*教授職は、会議や面談などが多く、大学で落ち着いて思索する時間があまりとれないのが残念です。いまはZOOMでカンファレンスができるので、教室員全員が集まりづらい私の教室では重宝しています。