2024316日、今月のレジデントデイは現地+オンラインのハイブリッドで行いました。谷口教授の挨拶、孫先生からの総合診療/家庭医療のコンピテンシーの比較説明の後1)2名のプログラム修了者の発表会を行いました。

 

小原先生からは「総合診療3年間で『0.3人前の家庭医』になる道」というタイトルでした。この3年間でどのように総合診療医・家庭医として習熟していったのか、事例・今行っている研究やマネジメント活動を交えながら教えてもらいました(0.3人前は謙遜しすぎだと思います!)

 

谷口尚平先生からは、家庭医療のプロフェッショナリズムの文脈で、どう自分が家庭医を深めていったのか、それが自身の現在のWell beingにつながっているかについての軌跡を発表してもらいました。改めて素晴らしい活動をされているな、と実感しました。

 

総合診療3年間、家庭医療での+1年間の研修お疲れ様でした!研修修了後も専門医試験、追加研修、指導医への道なども続いています。これからも一緒に頑張りましょう!(中井)

 

【キーフレーズ】

  • 3種の神器「マクウィニー」「患者中心の医療の方法」「家族志向のプライマリ・ケア」
  • 総合診療医がブームなのは確かだが、専門医として深みを出すには基本と応用が必要
  • 家庭医療を言葉ではなく心で理解した
  • 猟犬ではなく猟師になる
  • 専攻医自身がオーナーシップを発揮しやすいプログラム
  • 1のふりかえりは大事
  • 家庭医療のプロフェッショナルになる(育てる)ことがプログラムの目的
  • ①美徳 ②行動としてのプロフェッショナリズム ③専門化としてのアイデンティティ形成
  • 行動に加え、必要となるセッティング()が大事
  • 外発的動機づけ→内発的動機づけに
  • 社会的困難事例の併診をお願いされることにやりがい
  • 患者を深く知り、専門医との架け橋となる
  • 学んだことの言語化、省察的実践家
  • 私は「家庭医」と言うことがしっくりくる

 

【参考】