2023年2月4日(土)〜2月5日(日)の2日間、「第18回 若手医師のための家庭医療学冬期セミナー」のワークショップに参加してきました。このセミナーは毎年後期研修医〜若手医師の学びのために、東京大学本郷キャンパスに全国から集まり2日間に渡りワークショップを行うものですが、ここ2年間は完全オンラインです。鳥取の専攻医も3年前ほど前から運営スタッフとして関係し始め、2年前からは毎年ワークショップを発表しています。

 

 今年度の鳥取は、なんと3つのワークショップに主催者側として参加しました!

 

 1つ目は「専攻医から始める!対話で職場の風通しが変わるワークショップ」というテーマで、鳥取の専攻医・指導医(小原先生、竹安先生、谷口尚平先生、大塚先生、中井、懸樋先生、櫻井先生、井上先生、孫先生、李先生、谷口晋一先生)の皆で語り合いました。組織内の構造や対話といった、関係性や全体像を俯瞰する総合診療・家庭医らしい話し合いになったのではないでしょうか?

 

 2つ目は「皆で深めよう!ワークショップのつくり方」というテーマで、中井、大塚先生、井上先生、櫻井先生が担当しました。「地域の健康教室がうまくいかない」事例をブラッシュアップする方法で、最終的には参加者のグループで新しいワークショップ企画を立ち上げてもらうことができました。今回だけでも大成功だったと思いますが、この企画自体もどんどん成長させていきたいです。

 

 3つ目は「家族図道場〜2022冬の陣〜」で、プライマリ・ケア医のための家族支援研究所(ファミラボ)という有志のグループが主催者です。大塚先生も今年からメンバーとなり、講師・ファシリテーターとして参加しました。「家族」というシステムがどう健康に影響を及ぼし、改善させていくか・・・家庭医の必須スキルをこれからも一緒に学んでいきたいです。

 

 また谷口尚平先生、中井は運営側のスタッフとしても参加し、全国の若手医師の仲間と協力しながら2日間を創り上げました。これからも鳥取から外にどんどん発信していきたいと思います!

 もしも総合診療・家庭医療に興味のある方は、ぜひ来年の冬季セミナーにご参加下さい。また全体講演は無料で参加できるので、雰囲気だけでも感じてみたい方も是非どうぞ。

(中井 翼)

 

【リンク】

第18回若手医師のための家庭医療学冬期セミナー

http://primary-care.or.jp/seminar_w/20230204/gree.html