総合診療研修での目標

さまざまなやり方で患者さんに寄り添う能力を養う事が一番の目標です。
さまざまなやり方を身につけるために、家庭医的な視点に加え、内科的な視点、精神医学的な視点、医療行政の視点など、様々な視点を研修の中で獲得したいと思っています。

実際の専攻研修でのキャリア

4-6月7-9月10-12月1-3月
1年目鳥取県立中央病院小児科鳥取県立中央病院救急科鳥取県立中央病院総合内科
小児研修救急研修内科研修
2年目鳥取市立病院総合診療科日野病院組合日野病院内科
内科研修総合診療Ⅰ
3年目日野病院組合日野病院内科
総合診療Ⅰ/家庭医療研修
4年目日野病院組合日野病院内科
家庭医療研修

趣味

休日にYoutubeの動画を観ながら風呂にゆっくり入る事

現在の働き方

日野病院の内科は基本的に8:30~17:15の勤務です。

月曜日大学研修日
火曜日午前:再診外来(第2・4・5)、午後:救急車当番
水曜日午前:腹部エコー、昼:内科カンファレンス、午後:訪問診察
木曜日朝:論文抄読会、午前:病棟業務、午後:入院時カンファレンス
金曜日午前~午後:再診外来兼初診外来
土曜日午前:レジデントデイ(月1回)

週末は家事や買い物をする傍ら、日々の臨床をするなかで気になったことを調べたり、専攻医の提出課題であるポートフォリオ(経験省察抄録)を書いています。

今後の展望

将来的には医療過疎地域の診療所~中病院で家庭医として勤務したいと考えています。医療過疎地域では、限られた医療資源の中で地域全体の健康を守るために工夫をすることが必要と感じています。個々の患者さんのニーズを見極めて、時にさらっと、時にとことん深くまでアプローチを変えながら診られるように研鑽を積んでいきたいです。
また、時に医学だけではどうにも太刀打ちできない、複雑な患者さんもやってきます。そういう時に、「何とかしよう」ともがきながら、医学以外の手段をも駆使して患者さんの役に立てる様になりたいなあ、と思います。

研修医、学生へのメッセージ

『総合診療』と聞くと、「頭が良くないとムリかなあ…」とか「潰しが効かないのでは…」と尻込みする方もいると思います。(私も学生時代はそうでした)ただ、実際には『普通の人』が総合診療医として、「潰されず」に働いています。また、実際に総合診療医になってみたら、「あ、結構楽しい業界だなあ」と感じています。何はともあれ「百聞は一見に如かず」です。少しでも興味がある方は、我々に「総合診療医ってどうなの?」と聞いて下さい。見学の申し込みもお待ちしております!