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139月 2026

山間地域におけるプライマリ・ケアの実態に関する研究論文が掲載されました(8月6日)

地域医療学講座で取り組んできた研究成果が、Journal of General and Family Medicine に原著論文として掲載されました。小原亘顕先生による研究です。

本研究では、鳥取県西部の山間地域にある日野病院と江府診療所を対象に、患者さんから見たプライマリ・ケアの質を日本版Primary Care Assessment Tool(JPCAT)を用いて調査しました。日野病院254名、江府診療所27名から回答を得ています。

両施設を合わせたJPCAT総合スコアは72.2点で、特に「継続性」と「ケアの調整」が高く、山間地域でも質の高いプライマリ・ケアが提供されていることが示されました。また、日野病院では「最初の接触(アクセス)」、江府診療所では「地域志向性」が特に高く、それぞれ異なる強みを持っていました。

病院と診療所は競合するのではなく、それぞれの特徴を生かして補完し合い、地域全体の医療を支えている――

そんな山間地域のプライマリ・ケアの姿を示す研究となりました。

 

文献情報
Ohara N, Koda M, Takechi M, Takemoto K, Hirai M, Kato H, Otsuka Y, Taniguchi S, Son D. Patient Experience of Primary Care in One Small Hospital and One Non-Bedded Clinic in a Mountainous Rural Area of Japan. Journal of General and Family Medicine. 2026;27:e70156. doi:10.1002/jgf2.70156.

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