日本看護倫理学会 市民公開講座に登壇しました(6月20日)
6月20日、松江市のくにびきメッセで開催された日本看護倫理学会第19回年次大会 市民公開講座に登壇しました。今回のテーマは「映画『うちげでいきたい』から在宅看取りを考える」。短編映画『うちげでいきたい』の上映と、その後の対話を通して、人生の最終段階の過ごし方やアドバンス・ケア・プランニング(ACP)、在宅看取りについて参加者の皆さんと共に考える機会となりました。
当日は看護職をはじめ、市民の方々や医療・介護関係者など、約100名近い方々にご参加いただきました。映画上映後には、ファシリテーターの浦山絵里さん(看護師)とともに、「最期をどこで迎えたいか」「家で看取ることは本当に可能なのか」「家族だけで抱え込まないためには何が必要か」といったテーマについて対話を行いました。
『うちげでいきたい』は、大山町を舞台に制作した在宅看取りをテーマとする短編映画です。映画の登場人物たちの葛藤や迷いは、多くの参加者自身の経験や将来への不安とも重なり、会場では活発な意見交換が行われました。
ACP(人生会議)は、「どの治療を受けるか」を決めるためだけのものではありません。自分にとって大切なものは何か、どのように生きたいのか、誰とその思いを共有したいのかを考える営みでもあります。今回の講座では、映画という物語を入り口として、看取りや死についてだけでなく、「どう生きるか」についても考える時間になったように思います。
ご参加いただいた皆さま、そしてこのような貴重な機会を企画してくださった日本看護倫理学会年次大会関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。今後も映画や対話を通じて、地域の皆さんと医療やケアについて考える場づくりを続けていきたいと思います。(孫)




