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145月 2026

医療人文学フェローシップ 第5・6回ワークショップを開催しました(3月7日・8日)

3月7〜8日の2日間、「鳥取の医療人文学フェローシッププログラム」第5・6回ワークショップを開催しました。今回は「アート体験とは何か」「民藝と利他」をテーマに、鳥取県立美術館や鳥取民藝美術館、旧吉田医院、たくみ割烹店など、鳥取の“まち”そのものを学びの場として実施しました。

初日は鳥取県立美術館にて、石田陽介先生による「インクルーシブ・アートシェアリング」ワークショップを行いました。視覚障害のある参加者とともに作品を鑑賞し、言葉だけではない「共視」の体験を通して、他者と世界を共有することの意味を考えました。参加者からは、「完全には共有できないからこそ、互いに理解しようとする姿勢が重要であり、それは医療における患者との関係にも通じる」といった深い感想が寄せられました。

2日目は鳥取民藝美術館を訪れ、吉田璋也や民藝運動について学びました。石田先生からは「民藝の心で医師の生活をする」という吉田璋也の思想が紹介され、孫准教授からは「利他」と「ケア」の関係について、現象学や身体性の観点からレクチャーが行われました。参加者は、雑器の美や手しごと、地域文化と医療とのつながりに触れながら、「ケアとは何か」「人間とは何か」を改めて考える時間となりました。

2日間を通して、アート、民藝、地域文化を媒介に、人と人との関係性や医療・ケアの本質について対話する、豊かな学びの場となりました。

 

 

 

 

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