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202月 2026

オープンダイアローグを応用したMUS診療の症例報告論文が掲載されました(2月6日)

このたび、総合診療外来において医学的に説明困難な症状(Medically Unexplained Symptoms:MUS)を有する患者に対し、オープンダイアローグ(Open Dialogue:OD)の考え方を応用した対話的アプローチを実践した症例報告論文が、Journal of General and Family Medicine誌に掲載されました。

本症例では、繰り返し検査を受けても原因が特定できず、不安や生活上の困難が続いていた患者さんに対し、家族を交えた外来診療の中で、対話とリフレクティング(振り返り)のプロセスを継続的に取り入れました。その結果、患者さんが抱えていた不安や葛藤が言語化され、家族との相互理解が進む中で、症状や生活上の困難も徐々に軽減していきました。

本報告は、精神科領域で発展してきたODの原理を、総合診療外来という日常診療の場に応用できる可能性を示すものです。症状のみならず、患者さんの語りや関係性の文脈を重視する対話的医療の重要性を、改めて考える契機となることを期待しています。

【論文情報】
Son D. Improvement of Medically Unexplained Symptoms Through Open Dialogue–Based Reflecting Practices in a General Medicine Clinic: A Case Report. Journal of General and Family Medicine. 2026;27:e70100. https://doi.org/10.1002/jgf2.70100

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