岸本中学校で特別授業「細胞から語る 医学の歴史 〜医学部の授業を先取りしてみよう!〜」を行いました
令和7年10月8日、岸本中学校2年生を対象に「細胞から語る 医学の歴史 〜医学部の授業を先取りしてみよう!〜」を行いました。
今回は理科の枡田先生と一緒に、「中学校の理科の授業は医療とどう関係しているのか」「中学の授業は将来にどう役に立つの?」というテーマにお応えする形で行いました。
- 先取り臨床実習「聴診器で心音と呼吸音を聞いてみよう」
聴診器がよく聞こえるのは、物質による音の伝導性や音の反射によるものです。また場所により聞こえやすさなども異なります。実際に聴診器を用いて、自分や互いの心音呼吸音を聞いてみて、場所による音の違いを確かめてみました。
- 先取り医学史「人類と感染症の戦い」
聴診器一つとっても、誰かが作ったからこそ存在します。今回は皆さんに身近な「感染症の医学史」をテーマに、レーウェンフック・パスツール・コッホ・フレミングの偉人の軌跡をたどりました。中学の授業で習う「植物の細胞」「動物の細胞」の違いが、細菌の治療に非常に関連しています。
- 最後に「巨人の肩の上に立つ」
教科書に載っている知識は、先人の研究や発見があるからこそ、我々が当たり前に享受できます。皆さんの学びは過去からつながっていますし、皆さんが学ぶことは先人からのバトンを未来につなげることになります。これからも様々なことを学び、深めていってください。
上記の3つをお伝えしました。今回の授業がこれからの皆さんの今とこれからの糧になりますように。(中井)
もっと知りたい人のための参考資料
まんが 医学の歴史 https://www.igaku-shoin.co.jp/book/detail/21595
すばらしい人体 https://www.diamond.co.jp/book/9784478113271.html
すばらしい医学 https://www.diamond.co.jp/book/9784478118016.html





